2017年3月6日月曜日

ネイティブらしく発音するコツ、文の中でのアクセントに気を付ける

ネイティブらしく発音するのに大切なことは、アクセントに気を付けること、とお伝えしました。

しかし、それだけではネイティブらしく発音するにはまだ足りません。

英語の文をネイティブらしく発音する必要があります。

それには、英文の中のアクセントにも気を付ける必要があります。

まず、英語の文には、大切な英単語とあまり大切ではない英単語があります。

大切な英単語というのは、相手に伝えなければならない単語のことです。

あまり大切ではない英単語というのは、強調しなくても相手がすでに知っている(と思われる)単語のことを指します。

例えば、Annaがあなたに向かって、

I'm going to the library tomorrow.

という英文を言いました。

ここで、大切な英単語はgoing/libraryとなります。

大切ではない英単語は、I'm/to/the/tomorrowとなります。

なぜそんなことが言えるのか詳しく説明します。

この文で大切な英単語はgoingとlibraryです。

これは日本語で考えてもらうとわかりやすいと思います。

話し手に「行く、図書館」と言われたら、「あぁ、あなたは図書館へ行くんですね」と理解しますよね。

逆に、「私、へ、その、明日」と言われたらいかがでしょうか。

何を言いたいのか全く分かりませんよね。

もう少し具体的に説明します。

まず、話している人はAnnaです。

Annaが自分のことを話すときは必ずIを使いますよね。

ですから、be動詞もくっついた状態のI'mはあなたにとって、わりとどうでもいい英単語となります。

次に、toは前置詞と呼ばれる単語です。

日本語に置き換えると、「てにをは」に当たります。

もちろん、「~へ」という意味を持ちますが、言わなくてもなんとなくわかりますよね。

theは冠詞と呼ばれる単語ですが、これもほとんど意味は持ちません。

最後にtomorrowです。

これは、I'm going toを使っていることからわかる通り、未来の話をしているのだとわかります。

ですので、無くてもほとんど意味は変わりません。

よって、I'm going to the library tomorrow.で伝えないと意味が分からなくなるのは、goingとlibraryです。

なので、この文ではgoingとlibraryをはっきり、大き目の声で発音し、ほかは弱めに発音すると、ネイティブらしい発音になります。

逆に、大切ではない英単語を大き目に発音してしまうと、何か他に意味があるのかな、と勘繰られてしまいますので、注意です。

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